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患者様・ご家族のための認知症・物忘れ外来
認知症とは?
認知症とは、何らかの原因で脳の働きが悪くなったり、細胞が死んでしまったりすることで、様々な障害が生じて日常生活に支障を来たすようなる状態です。
認知症と物忘れが混同されがちですが、物忘れはあくまで年齢を重ねることで誰にでも起こる老化現象で、認知症とは区別して考える必要があります。
こんな症状はありませんか?
- 物忘れが増えてきた
- 同じことを何度も言ったり、聞いたりする
- 人の名前や物の名前が出てこなくなった
- 整理整頓ができなくなった
- 物を忘れたり、しまい忘れたりすることが増えた
- お薬の管理ができなくなった
- よく知っている場所でも道に迷う
- 買い物の計算などができなくなった
- 以前と比べて性格が変わった(怒りやすくなった)
- 「財布を盗まれた」と言うことがある
- 夜中に急に起きて騒ぎ出す
- 鍋を火にかけたことを忘れたり、水道を閉め忘れたりする
など
このような症状は、認知症のサインかもしれません。
早期発見・早期治療のためにも、お早めに京都市西京区のどいクリニックへご相談ください。
患者様・ご家族の気持ちに寄り添って治療をご提案
当院の認知症・物忘れ外来では、患者様ご本人だけでなく、まわりのご家族のお気持ちにも寄り添って治療をご提案いたします。
認知症を患っているご家族がいる場合、まわりの方々の心のケアも大事になりますが、当院の院長は“MINT(動機づけ面接トレーナーネットワーク)メンバー”で、患者様への“動機づけ”のためのトレーニングを積んでおりますので、そのスキルが活かして、患者様とそのご家族、双方が良い方向へ向かって行けるように一緒になって考えさせていただきます。
認知機能検査で認知症を評価
認知症の検査・診断方法として、大きく認知機能検査などの神経心理学的検査と、CT・MRI検査などの画像検査に分けられます。
当院では簡単な質問形式の認知機能検査を実施していて、画像検査が必要な方には近隣の専門医療機関をご紹介いたします。
認知症を患うご家族がいる方へ
家族が変われば本人も変わります
認知症を患うご家族がいると、まわりの方の負担も大きくなります。
ですので、適切なケア・対応をしていくことが大事だと考えています。
例えば認知症患者様が食事したことを忘れて、「ごはんはまだ?」と言ってきた時、ご家族からすれば“ごはんは食べた”というのが事実ですが、患者様の事実は“食べていない”なので、それは変えられません。
そこでご家族が「ごはんは食べたでしょう」と言うと、患者様からすれば「私にごはんを食べさせてくれない」となり、トラブルの原因となるのです。
なので、こうした時には「ごはんは食べたでしょう」と言うのではなく、「今作っているから待ってて」と言ったりするなど、患者様の“ごはんを食べた”という事実を変えずに、ご本人が納得する方法を考えるようにしましょう。
もちろん、認知症の方の事実に沿って行動するとなると、それはまわりのご家族の事実に反することになり、負担に繋がる場合があります。
だからこそ当院ではそうしたご家族の負担に心を配って、どのように対応したらいいのか一緒になって考えたり、時にご家族へ「役者になったつもりで対応してみませんか?」とご提案したりして、ご家族のケアをサポートさせていただきます。