アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは

アレルギー性鼻炎とは

アレルギー性鼻炎とは、花粉やハウスダスト、ダニなどのアレルゲン(アレルギーの原因物質)が鼻の粘膜に触れることで、免疫が過剰に反応し、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状が起こる病気です。
日本ではアレルギー性鼻炎の患者は年々増えており、現在では日本人の約2人に1人が何らかのアレルギー性鼻炎を持っているとも言われています。症状の程度は人によって異なりますが、日常生活や睡眠、仕事や勉強に影響を与えることも少なくありません。
適切な治療や対策を行うことで、症状を軽くしたりコントロールすることが可能です。

アレルギー性鼻炎の主な原因

アレルギー性鼻炎は、体の免疫反応が過剰に働くことで起こります。本来、免疫は体に有害な細菌やウイルスから体を守るための仕組みですが、花粉やダニなど本来は害の少ない物質にも反応してしまうことがあります。
アレルギー性鼻炎の原因となる代表的なアレルゲンには、スギやヒノキなどの花粉、ダニやハウスダスト、カビ、ペットの毛などがあります。これらの物質が鼻の粘膜に触れることで炎症が起こり、さまざまな症状が現れます。
また、体質的にアレルギーを起こしやすい方もおり、家族にアレルギー体質の方がいる場合は発症しやすい傾向があります。

アレルギー性鼻炎の種類

アレルギー性鼻炎は、原因となるアレルゲンによって大きく二つのタイプに分けられます。
一つは「季節性アレルギー性鼻炎」で、一般的に花粉症と呼ばれるものです。スギやヒノキなどの花粉が飛ぶ時期に症状が現れ、花粉の飛散が少なくなると症状も落ち着きます。
もう一つは「通年性アレルギー性鼻炎」で、ハウスダストやダニなどが原因となるため、一年を通して症状が続くことがあります。
原因によって治療方法や対策が異なるため、何に対してアレルギーがあるのかを確認することが重要です。

アレルギー性鼻炎の主な症状

アレルギー性鼻炎では、鼻の粘膜に炎症が起こることでさまざまな症状が現れます。代表的な症状として、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが挙げられます。
くしゃみは連続して出ることが多く、鼻水は透明でさらさらしていることが特徴です。また、鼻づまりによって口呼吸になることもあります。
鼻の症状に加えて、目のかゆみや涙、充血などの症状が現れることもあります。症状が強い場合には集中力の低下や睡眠の質の低下につながることもあります。

アレルギー性鼻炎セルフチェック

次のような症状がある場合は、アレルギー性鼻炎の可能性があります。

  • くしゃみが続けて出る
  • 水のような鼻水が出る
  • 鼻づまりが続く
  • 特定の季節になると症状が出る
  • 掃除や布団の出し入れをしたときに症状が出る
  • 目のかゆみや涙が出る

このような症状がある場合は、アレルギーの可能性があります。

アレルギー性鼻炎の検査

アレルギー性鼻炎の原因を調べるためには、血液検査などによってアレルゲンを特定することができます。何に対してアレルギー反応が起こっているのかを確認することで、より適切な治療や対策を行うことができます。
原因となる物質が分かれば、日常生活での対策を取りやすくなります。

アレルギー性鼻炎の治療

アレルギー性鼻炎の治療には、症状を抑える治療と体質改善を目指す治療があります。一般的には、抗ヒスタミン薬などの内服薬や点鼻薬を使用して症状をコントロールします。
また、スギ花粉症・ダニアレルギーでは舌下免疫療法という治療方法もあります。これはアレルゲンを少量ずつ身体に取り入れることで、アレルギー反応を起こしにくくする治療法です。数年単位で継続することで体質改善が期待できます。

当院でのアレルギー性鼻炎診療

当院でのアレルギー性鼻炎診療

当院では耳鼻咽喉科専門医がアレルギー性鼻炎の診療を行っています。症状や生活環境を確認しながら、患者様に合った治療方法をご提案します。
花粉症や通年性アレルギー性鼻炎の治療だけでなく、舌下免疫療法にも対応しています。鼻や目の症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

院長 土井 たかし

執筆者

院長 土井 たかし

資格・所属等

  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 認知症サポート医
  • 日本禁煙学会 認定専門指導者
  • MINT member(Tallinn 2019)
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 日本サッカー協会認定コーチ(D級)
  • 西京区認知症地域ケア協議会 実行委員会
  • NPO法人京都禁煙推進研究会 理事長
  • 日本禁煙学会 評議員

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