執筆者
院長 土井 たかし
資格・所属等
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 認知症サポート医
- 日本禁煙学会 認定専門指導者
- MINT member(Tallinn 2019)
- 日本医師会認定産業医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 日本サッカー協会認定コーチ(D級)
- 西京区認知症地域ケア協議会 実行委員会
- NPO法人京都禁煙推進研究会 理事長
- 日本禁煙学会 評議員
耳鳴りとは、周囲に音がないにもかかわらず、耳の中や頭の中で音が聞こえる状態のことを指します。音の感じ方は人によってさまざまで、「キーン」「ジー」「ザー」といった高い音や低い音として感じることがあります。
耳鳴りは一時的に起こることもあれば、長期間続く場合もあります。症状の程度も人によって異なり、ほとんど気にならない程度のものから、日常生活に影響が出るほど強く感じるものまでさまざまです。
耳鳴りそのものが命に関わることは少ないものの、背景に耳の病気や聴力の低下が隠れていることもあるため、症状が続く場合は原因を確認することが大切です。
耳鳴りの多くは、耳の奥にある内耳や聴神経の異常によって起こると考えられています。特に加齢による聴力低下は耳鳴りの原因としてよくみられます。
また、突発性難聴やメニエール病などの内耳の病気によって耳鳴りが起こることもあります。長期間大きな音にさらされる環境にいる場合にも、聴力に影響が出て耳鳴りが起こることがあります。
そのほか、ストレスや疲労、睡眠不足、自律神経の乱れなども耳鳴りの原因となることがあります。高血圧や動脈硬化などの体の状態が影響する場合もあります。
耳鳴りはさまざまな要因が重なって起こることがあり、特に次のような傾向がある方にみられることがあります。
こうした要因が重なることで、耳鳴りが起こりやすくなることがあります。
耳鳴りの中には、早めに診察が必要なケースもあります。特に次のような症状がある場合は注意が必要です。
特に、突然聞こえが悪くなり耳鳴りが出た場合は「突発性難聴」の可能性があり、早めの治療が重要になります。
耳鳴りの原因を調べるためには、問診に加えて耳の状態を確認する検査や聴力検査を行います。聴力の低下がないか、鼓膜に異常がないかなどを確認することで原因を判断していきます。
必要に応じて、さらに詳しい検査や専門医療機関での検査が必要になることもあります。
当院では耳鼻咽喉科専門医が耳鳴りの診察を行っています。耳の状態や聴力を確認しながら、症状の原因を丁寧に調べ、適切な対応を行います。
耳鳴りは生活習慣や体調の影響を受けることも多いため、日常生活での注意点についても説明しています。
耳鳴りが続く場合や聞こえにくさを感じる場合は、早めにご相談ください。